~機内での子供との過ごし方~ 背もたれドンドン

志乃です。

GW、夏休み、お正月。

などなど、家族旅行で出かける人たっくさんいますよね。

旅行代バカ高いけど、この時しか行けないからガンバル!!!

わかります~!(((uдu*)ゥンゥン

でも、心配なのが飛行機の中で静かにしていてくれるか?!

「子供だから静かになんてできやしない」と開き直るのではなく、簡単にできる親次第である子供と機内での過ごし方をご紹介いたします。

その前に・・・

 

機内での小さいお子様の過ごし方で、賛否両論がありますが・・


「小さい子供を連れて飛行機に乗るな!!!」と怒っている方もいらっしゃるようですが、それはひどい言い方だと、私は思います。

小さい子供がいるからといって、旅行してはいけない理由もないし、小さい子供を飛行機に乗せてはいけないなんてなってないし、むしろ、飛行機に乗せるな!!と怒る人のほうが横暴で自己中心に偏っていると思います。

飛行機も公共機関ですよね?

乗せるな!!なんて言えるあなたは何者?

たんなる乗客でしょ?!

自分の飛行機ではないでしょ?!

もしファーストクラスで、子供がうるさかったら怒りたくなる気持ちもわかりますが、高いお金を払ったからといって、静かな空間までがついてくることが約束されている席でもないと思います。

そういう勘違い人は、プライベートジェットでも持つか、チャーターして行けばいいんではないでしょうかね?

そうすれば「乗るな!!!」といえますし、静かな空間も約束されますでしょ。^^

公共の乗り物で、子供を排除する発言は行き過ぎていると思います。

自分の感情をそのまま出している子供と同じにしか思えません。

「乗るな!!!」は間違いです。

正解は「親がおとなしくさせる対策を持って飛行機に乗りなさい」ではないかと思います。

 

子供が悪いわけでもなく、親のしつけが悪いわけでもなく、親が悪い!


先日、初めて後ろの席の親子にやられました。

沖縄便、グアム便は親子連れが多くて、機内はいつも賑やかなのは承知の上です。

でも、今回は賑やか&動き回り&背もたれにぶつかる!!!

ドン。・・・ドンドンドン・・・・・・・ドン・・ドン・ドン

ドンドンドンドン・・ドン・・・・・・・ドン・・・・・ドンドン・・・ドン

ドン・ドン・・ドン・・・ドンドンドン・・ぐい・・ぐい・・・ドン

これが2時間!!!!?

後ろをちらっと見たら、お父さんがそのあとちょこっとだけ「ダメ」みたいな様子がうかがえたけれど、それもつかの間。

ドン・ドン・・・・・ドン・・ドン・ドン。延々・・・延々・・・・

もちろんドンだけではなく、家にいるのと同じような声の音量できゃっきゃ騒ぎまくり。

座席が取ってなかったので、3歳未満なのでしょが、言葉と行動からすると2歳は超えている感じでした。

言葉はだいたい理解していたし、赤ちゃん言葉ではなく、ちゃんと自分の意思もしっかりと話していました。

離陸して、5分ぐらいドンドンがやんで、その間に寝落ち。

夢を見始めて・・・眠りに入れるあの気持ちいい時。。。

「ドン」

背もたれを蹴られ、体もぐらんとなるぐらいの衝撃を受け現実の世界へ引き戻されました。

一旦寝入り際に起こされてしまうと、眠いけどねられない。。。”(-“”-)”

初めて怒りを感じました。

子供が騒ぐことではなく、親が何もしないことに!!!

 

 

延々と、2時間背もたれのドンドンは続きました。

途中、アテンダントの人に注意をしてもらうかとも思いましたが、注意してもらったところで、この人たちは何も変わらないでしょう!

だって、注意して変わるものならば、最初からそのようにしているでしょ?!

窓際の3席を、パパ、ママとお兄ちゃん5歳ぐらい?と妹の4人で座っていました。

お兄ちゃんは、窓側の席で寝ていました。

妹があれだけの騒ぎをしていても、お兄ちゃんは寝ていられるということは、それが日常なのかもしれませんね。

でも、家の中ではないのですから、母親に物申したい!

母親からの注意する言葉は一切聞こえてこない!

ドタバタやらせ放題。

子供は何かにつけ「ママ、○○」「ママ、○○」「いや!ママがいい!!」とか、なんでもママ、ママって言っていたので、ママが子育てをしていると想像の上。

ママが注意をするべきことでしょう!!!

子供に静かに過ごさなくてはいけないことを教えるべきでしょう!

せっかく飛行機に乗って体験しているのだから、その時に教える意味合いもあるでしょう!

その時に教えず、子供にいつ教える?!

体験しながら教えるべきこと!

経験させながら、社会を学ばす!

これが、旅行に連れて行く意味でもあるのではないかと、私は思います。

 

 

そして、この話にはオチがあります。

最終的には、背もたれは使わずに、単なる椅子として座って2時間過ごしました。

声もきゃっきゃとエスカレートしていったので、音量大きくしてスマホで耳をふさぎ2時間。

着陸態勢に入ってしばらくすると、何となく静かになったような気がして、ふと後ろを見ると、なんと!!!

母親が抱っこひもで抱っこしていて、子供は寝ているではありませんか!!!!

(着陸態勢に入っているから、子供を抱っこしてなくてはなりません)

え~~~~~~~!!!!!(;゚Д゚)

ちょっと違くないーーーーーー!!!

そりゃ~、2時間もず~~っと、休むことなくはしゃぎ回っていれば、疲れて寝ることでしょ~!

でも!でも!

寝かせるタイミング間違ってませんかぁ~~~????

それとも、着陸態勢、飛行機を降りる時に寝ていてほしかったの~?!

そして初めて怒りを覚えました。

なんの対策もしないで飛行機に乗せる親。

悪いのは、子供でもなく、親のしつけでもなく、対策を考えていない親です。

親の躾で、「おとなしくしていなさい」「他の人に迷惑になるからね」などど、1歳、2歳、3歳の子供に言い聞かしたって、何時間もおとなしくしていられるわけない!

大人だって、2時間も飛行機の中で飽きてしまうのに、子供が何にもない機内でおとなしくしていられるわけないです。

(まぁ、私の後ろの席の親は、ぐずらせることなく、機内を楽しく過ごさせていましたけどね?!)

悪いのは、なんの対策もせずに飛行機に乗った親です。

 

子供の機内での過ごし方対策


「子供が騒ぐのは当たり前。」

「言ってもわかる年ではない。」

そういわれる親御さんもたくさんいると思います。

確かに、その通りです。

でも、だからと言って、「子供なんだからしょうがないじゃん」と開き直るのもダメなことと思います。

「機内で静かに過ごせるように努力することが親の務め」です。

そして、周りに迷惑がかからないように過ごさせるには、

子供を飽きさせない!

これがポイントです。

機内で過ごさせる対策を紹介しますので、是非トライしてみてください。

 

1 飛行機に乗る前に、思いっきり遊ばせる。


子供は遊び疲れさせれば、必ず寝てくれます。

わたしが初めて腹を立てた後ろの席の子供も、2時間、飛行機の中で遊びに遊んで、着陸の時には眠りについていました。

デッキに連れて行って、離発着する飛行機を見せて楽しませるのもいいでしょう。

お店に空港ならではのおもちゃなどもあるので、お店周りをして楽しませ歩かせ、お気に入りがあったら買ってあげることも良いでしょう。

プレイゾーンなどがあれば、そこで遊ばせるのも良いでしょう。

セキュリティチェック後ならば、もっと近くで飛行機を見ることも出来ますので、お子さんは喜ぶことでしょう。

要は、疲れさせればいいんです。

 

2 子供の喜びそうなお菓子と、飲み物を持ち込もう


お菓子などあまり与えたくはない。と思っている親御さんもいると思います。

でも、狭い機内。

普段とは全く違った環境に置かれるのですから、旅行のときばかりは、日常から離れましょう。

お菓子の嫌いなお子さんもいません。

1種類だけでなく、これもいいかな?あれもいいかな?と、持ちすぎても損はなので、色んな種類のお菓子を用意してあげましょう。

そして、いっぺんに与えず、小出しにあげることも重要です。

狭い機内での暇な時間、お菓子で気を紛らわし、時間を稼ぐ。

また、離着陸時、機内サービスが使えないので、すぐに飲ませられる、お子さんの年齢にあった飲み物も用意しておきましょう。

小さいお子さんなど、哺乳瓶を用意しておくのも忘れずに。

 

3 周りの人に迷惑にならないおもちゃを用意しましょう


今の時代ならば、スマホなどで、ダウンロードしておけばいつでもみられるサービスがあります。

お子様の好きなものをダウンロードしておくのも良いでしょう。

他にアナログ的に、絵本や塗り絵、お絵かき帳。

お勧めは、折り紙です。

つくる楽しみの時間も味わえるので、折り紙の本と折り紙。

折り紙で動かせる動物なども作れるので、2歳ぐらいの子から楽しませることが出来ると思います。

 

4 忘れてはならなないのが離着陸時の耳抜き対策


年齢が小さくなればなるほど、耳抜きが自分でできません。

小さいお子さんの場合、離着陸時には、母乳や、哺乳瓶などで飲み物を与えておくと、飲むことで耳の圧が抜け、ぐずぐず言わなくなる確率が高いです。

ぐずりそうになったら、飲み物を与えるのでも効果あります。

飲み物でなくても、おしゃぶりをくわえさせるだけでも同じ効果あります。

食べ物を口にできる年齢ならば、ラムネや、年齢に応じて、グミやアメなどが役に立ちます。

 

忘れがちな前の席の人への配慮


機内のアナウンスで、「背もたれを倒すときは、後ろの人へのご配慮を」といいますが、「お子様を抱っこしている方は、前の席の方へのご配慮を」ということも言ってほしいですね。

私が今回経験したことは、きっと親は気づいていないんだろうと思います。

故意に、背もたれを蹴ったりたたいたりしているわけではなく、遊んでいる手や体ががちょこちょこと座席にぶつかっているといった感じです。

全てが一瞬、一瞬の事なので、親は気にもしない、気づいてもいないんだと思います。

でも、前に座っているものとしては、ずーっとドンドンが続いているのは、結構つらいものです。

おとなしく座席に座っていても、足をのばしたり、足をばたつかせたりして、前の座席の人へ迷惑がかかっていることもあるので気を付けましょう。

最後に


色んな対策をしていても、それでも周りの人に迷惑をかけてしまうこともあることでしょう。

でも、同じ迷惑をかけてしまうにしても、色んな対策をして、それでもダメ・・ということならば、周りの人の思いも違うはずです!

お子さんによっては、眠くて、でもねられなくて怒り泣くお子さんもいます。

そんな時は、気を紛らわせる対策は意味を成しませんが、それでも、お父さんお母さんがなんとかしてなだめようとしている姿がある限り、同情だったり、我慢だったりしてくれるはずです。

怒りも、我慢も、同情もすべて、親次第で変わっていきます。

嫌な旅行になる前に、色んな対策を考え飛行機に乗り、快適な旅行になるように参考にしていただけたら幸いです。