日焼け止めの中に入っている成分が、サンゴや海洋生物の遺伝子を傷つけているという研究結果がだされ、現在(2020)日本で売っているほとんどの日焼け止めが使えないという流れになってきています。
そして、一番早く規制が行われるのがパラオとなり、2020年1月1日から規制が施行されていますのでご注意ください。
パラオの規制は、かなり厳しい規制です。
ハワイやカリブ海のボネール島などでは、紫外線吸収剤の「オキシベンゾン」「オクチノキサート」の2つの化学成分の入っている日焼け止めを規制しようとしているようです。
が、
パラオでは、さらに8種類の化学成分がくわえられ、日焼け止めとスキンケアなどの化粧品にも規制がかかっています。
2020年1月1日以降 パラオに行く人は日焼け止め類にご注意!!
パラオでは、2020年1月1日から日焼け止めの成分規制が始まっています。
1月からパラオ最高のシーズンに突入。
卒業旅行などで行かれる方もたっくさんいることでしょう。
「紫外線が強い!」
「日焼けに注意!」
と思い、日本から持っていく人がほとんどだと思います。
実際、私もウォータープルーフの日焼け止めを持って行っていました。
ホント日焼けしないし、手放せないものだったのですけどね。。。。
「日本で売っているものはさいこ~!!」
と思っていたのですが、
・現在日本で売っているほとんどの日焼け止めを持ち込むことは出来ません。
・ドラックストアで普通に売っているのは使えません!
パラオでの禁止成分
「販売・使用禁止される成分」
・オキシベンゾン(紫外線吸収剤)
・オクチノキサート(紫外線吸収剤)
・オクトクリレン(紫外線吸収剤)
・エンザカメン(紫外線吸収剤)
・トリクロサン(抗菌剤)
・メチルパラベン(防腐剤)
・エチルパラベン(防腐剤)
・ブチルパラベン(防腐剤)
・ベンジルパラベン(防腐剤)
・フェノキシエタノール(防腐剤)
この10種類の物質が入っている製品は、売ることも、使うことも出来ないというパラオの法律。
かなり厳しいです。
そして、自分が使っているものを調べようとしたけど、書いていないではないか!!!
成分が書いてあるのはパッケージのみ!
パッケージがないと、調べられない!
使っている日焼け止め(調べるまでもなくほぼ全滅ですが・・)とスキンケア用品をHPで調べるしかありません。
販売・使用禁止・持ち込みもダメ?
あるサイトでは、パラオの日焼け止めの規制について、「持ち込みもダメ」「所持もダメ」と書かれているものもありました。
「でも・・・」
「持ち込みもダメって・・・???」
「所持もダメって・・・」
『どうやって???』と思いましたが、
「入国時に持ち物検査されることもあり得る」と書いてありました。
でも、実際、それが成り立つのか???
それとも、選別検査をするのか????
日本から来る人で、日焼け止めを持ってない人なんて、ほとんどいないと思います。
全ての人の持ち物なんて検査できないでしょう。?!
そして、持ち込み、持っているだけで、罰金1,000ドル(約11万)
となっているサイトもあります。
2020年1月1日から施行された法律なので、現在どれだけのことを行っているかわからないところです。
・持っているだけでもダメ?
・持ち込みだけで罰金?
ここまで厳しいのかは不明でした。。。
でも、実際空港で荷物検査をするなどして、持ち込もうとしているだけで罰金となるようだったら、行く前に、旅行会社から注意喚起がされることと思います。
パラオで使えるものは、他の国でも使える!
日焼け止めの成分規制をすることを発表したのは、ハワイが最初のようです。
が、
ハワイで規制されるのは、2021年から。
言い出しっぺのハワイよりも先に、先駆者として、パラオが規制を施行しました。
それも、かなり厳しい規制で。
10種類の化学成分の規制はかなり厳しいです!
プラス、日焼け止めだけでなく、スキンケア用品にまで規制がかかっています。
他の国、エリアでは、日焼け止めの紫外線吸収剤の
・オキシベンゾン
・オクチノキサート
この2成分の規制しかしていないので、パラオで使えるものは他でも使えるということになります。
成分が規制されるということは悪いことではない。
環境に悪い化学成分ということは、私たちの肌にも悪いという考え方も出来ます。
何にも考えずに使っていたけど、そんな悪いものを使っていたと考えると恐ろしいですね。
害のない程度ですから、怖がる必要もないのでしょうけど。。。
パラオには環境に悪い日焼け止めもスキンケアもいらない。
よくよく考えてみると、パラオには私たちが使っているような日焼け止めや、化粧品は要らないんですね。
今でもホントか?!と思うのですが、ココナッツオイル(100%)が、日焼け止めになるとの話もあります。
日焼け止めの効果もあり、虫よけの効果もあるとか?!
自然と共に生活をしてきている人たちにとって、私たちのような化粧品なども必要ないんですよね。
私たちのように化粧をしている人なんて見たことないです。
欧米の人たちも私たちのように化粧なんてしていませんものね。
私も、化粧するの面倒です。
出来ることならば、化粧しなくていい中で過ごしたいです。
パラオで使える日焼け止め&化粧品
最後に、私も必須なものなので、パラオで使える紫外線吸収剤不使用、プラス8種類の成分の入っていない日焼け止めと化粧品をご紹介します。
今のところ、種類が少ないですので、これらを使うしかないようです。
紫外線吸収剤不使用の日焼け止めのおすすめ
1.沖縄で売られている日焼け止め
こちらはパラオでも売っていました。^^
10種類の成分は入ってなく、
・SPF30
・PA最高レベル(PA++++の表示ではなく❝UVA URTL❞となっています。)
・ウォータープルーフ
・タイ製
SPF30ですが、SPF30あれば十分であって、SPF50の必要性もないと言っている美容情報もあります。
![]() |
コーラリリー サンゴに優しい日焼け止め ポンプチューブタイプ 価格:2,720円 |
2.ファンケルの日焼け止め
・SPF50
・PA++++
・ウオータープルーフ
![]() |
価格:2,750円 |
現在のところ、このあたりしか見つかっていません。
というのも、オキシベンゾン・オクチノキサートが入っていないのは、いくつかあるのですが、フェノキシエタノールがくせものでした。
ハワイなどのエリアでの、2成分(オキシベンゾン・オクチノキサート)が入っていない日焼け止めならばあります。
3.GO NATUREゴーネイチャーの日焼け止め
ハワイのサーファー御用達のようです。
ということは、水につよいのかな?!
![]() |
価格:3,300円 |
パラオ・ハワイなどで使える化粧品
などのおすすめ
ハワイでは日焼け止めだけにとどまっていますが、パラオでは、スキンケア用品にまで規制が広がっています。
スキンケアまでとなると、かなり大変です。
特に防腐剤である「パラベン系」がかなり引っかかってくるのではないでしょうか。
そして、パラベンに変わる防腐剤として「フェノキシエタノール」というものが使われています。
それがパラオでは禁止成分となっているので、かなり大変です。
特に自然派、ナチュラル思考というわけではない私ですが、化粧品はパラオでもOKなものを使っていました。
使いやすくて、面倒くさくなくて、おすすめです。
ジョンマスターオーガニックの「シンピュルテ」シリーズ。
下地の日焼け止めと、メイクアップベースを塗って、パウダーをブラシでパッパッと。
面倒な時は、下地を塗って、パウダーだけ。
ものすごい時短メイクです。
自分で使っていたものがこんなにも良いものだったなんて、初めて知りました。
![]() |
Sinn Purete〈シン・ピュルテ〉パーフェクトUVクリーム N SPF32 PA 25g〈顔用日焼け止め〉Sinn Purete〈シン・ピュルテ〉 シンピュルテ【正規販売店】【送料無料】 価格:3,740円 |
![]() |
Sinn Purete〈シン・ピュルテ〉スムース フィットベース ライトベージュ SPF17 PA 32g Sinn Purete〈シン・ピュルテ〉シンピュルテ 価格:4,290円 |
![]() |
Sinn Purete〈シン・ピュルテ〉クリアパウダー ヌード 12g〈フェイスパウダー〉Sinn Purete〈シン・ピュルテ〉 シンピュルテ【正規販売店】【送料無料】 価格:3,630円 |
最後に
紫外線吸収剤不使用のものはお値段高いですね。
数が少ないことが一因でしょうが、世代交代していってくれることを願います。